キャプテンパイル工法(略称:CTP工法)概要

プレキャスト製のリング(PCリング)を杭頭に被せ、杭と基礎とを接合する工法です。このPCリングを介して地震時に生じる上部構造からのせん断力を杭に伝達させます。杭頭を半固定状態とすることで杭頭に集中する地震時の応力が緩和できるため杭材の損傷を軽減できるだけではなく、杭や基礎梁等のコスト低減を図ることができます。

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※本工法は、2002年(財)日本建築センターの評定を取得したキャプリングパイル工法(BCJ評定:FD0060-01)の拡張タイプであり、杭頭中央部に引張定着筋を配置することにより杭に生じる引張力にも対応できるようにしました。