クライミング

西本 侑司,長谷工コーポレーション

長谷工コーポレーションの西本と申します。2022年4月よりCTP協会の技術部会へ参加させて頂いております。今後とも宜しくお願い致します。今回のコラムを書くにいたって、ソフトなテーマとのことでしたので、私の趣味のクライミングの話をさせていただきます。

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東京五輪で初めてオリンピック競技となったスポーツクライミングですが、競技はボルダリング・リードクライミング・スピードクライミングの3種類に分かれています。私は2018年にボルダリングを始め、2020からリードクライミングを始めました。先日、千葉県民大会スポーツクライミングリード競技に出場し、27人中9位とまずまずの成績を収めることができました(アマチュアな大会です)。リードクライミングは高さ15mの壁を壁についているフックにロープを掛け安全確保をしながら登り、どの高さまで登れるかを競う競技です。クライミング競技の一つのボルダリングは失敗しても制限時間内なら何度でもチャレンジすることができますが、リードクライミングは失敗したらそこで終了で、一発勝負で勝敗が決まります。また、リードクライミングでは、自分の出番まで、他の選手が競技を行っているところを見ることができず、本番前に数分間だけ壁を見る時間を与えられ、その数分間で「どう登れば完登できるか?」を分析して協議に挑みます。クライミングの技術と体力、分析力を総合的に求められるリードクライミングですが、競技の年齢層は幅広く、小学生~70代まで見られます。お年寄りでも続けられるスポーツのため、私も体を動かせる限りはずっと続けていきたいですね。

子供からお年寄りまで生涯を通じて趣味に出来るクライミング競技、皆様もまずは手軽にボルダリングから試してみてはいかがでしょうか。

2024年11月