新芽

富田直樹, 奥村組

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奥村組の富田と申します。2024年1月から現場勤務から技術研究所への移動に伴い協会に参加させて頂くこととなりました。宜しくお願い致します。3月のコラムということですので春に絡めて今感じる内容について書き留めておこうと思います。

春と言えば、私の中では新芽のイメージが強いです。植物は、気温や湿度、風といった自然の流れに従って成長していきます。そして急な周囲の環境変化にも適合しながらも強い意志を持って植物は新芽を出します。まるで社会の変化の中で必死に何かを成し遂げようとする技術者みたいだなと。私は、幼いころから自然が好きなのですが人生で初めて書いた絵は「カブの葉っぱ」と母から聞かされています。なぜカブだったのかは分かりませんが、当時、葉っぱ同士が光合成や周囲の環境のために姿かたちを「進化」という名に変化させていることを紹介した本を読んだときは感動したのを覚えています。回りくどく書きましたが、結論としては僕も植物のように周囲の環境に適合しながら技術者としての新芽を出して社会の役に立てたらよいなと思っている今日この頃です。

※添付の写真は、週末に日光浴させている観葉植物です。今は、50株程の成長を楽しんでいます。

2024年3月