富山マラソン

吉田亮子,植木組

写真① 富山マラソン
写真① 富山マラソン
写真② ドラえもんの空き地
写真② ドラえもんの空き地
写真③ ドラえもんトラム
写真③ ドラえもんトラム

 先月のコラムがマラソンのお話で、たびたびマラソンの話で失礼します。

 昨年の11月に、初めてフルマラソンを走りました。2016年に地元のマラソン大会ファンラン5kmの部を走ってから、10km、ハーフマラソンと、ゆっくり距離を伸ばしながら、ようやくフルマラソンにたどりつきました。

 富山マラソンは、富山県高岡市をスタートして、日本海に向かい、隣の射水市へ入ります。そして、普段は自動車専用道の「新湊大橋」を駆け上がり、その頂点がちょうどマラソンの中間地点となります。海面からの高さは約40m、きれいな斜張橋です。そこからは、田んぼ道の中を大自然の魅力をいっぱいに感じながら、ゴールの富山市を目指して走ります。後半は、走ったり歩いたり休んだりを繰り返しながらも、制限時間約7時間、無事ゴールすることができました。

 私は新潟県在住で、富山県は隣の県なので比較的近いのですが、受付が前日のため前泊、走った後は飲みたいので後泊、当日は天気も良く、2泊3日の楽しいマラソン旅行になりました。

 最後に、富山マラソンのスタート地点の高岡市について。高岡市は、藤子・F・不二雄さんのふるさとであるため、市内のあちこちに「ドラえもん」がいます。漫画でお馴染みの土管のある空き地か再現されていたり、ドラえもんトラムと言う路面電車も走っています。また、国宝の「瑞龍寺」があり、整然と配置された建物と芝生と玉砂利がとても美しく、心がすーっとする空間です。

今年も、またどこかへ、マラソン旅行に行けたらいいです。

2023年2月