独身脱出なるか!?

二宮 英一郎,五洋建設

大変お世話になっております。五洋建設の二宮と申します。今回は私の大きな環境の変化についてお話致します。拙い文章であること、ご容赦ください。

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これまで私は会社の寮生活を続けていましたが、最近、寮を出て一人暮らしを始めました。コロナ禍でテレワークが主体の生活が続く状況の中、寮では不便なことが多く、また公私共に気分転換を図る(独身から脱出する)ため、寮を出る決意をしました。私がいた独身寮は、風呂、便所、洗濯機が共同の、昔からよくある寮形態でした。家賃は格安で、電気代の支払いが必要なく住むことができるため、金銭的なメリットを優先して寮生活を続けていました。また全国各地への転勤の可能性もあり、急な異動に対応しやすい生活形態としていたことも理由の一つでした。

私は九州の田舎育ちであるためか、自然の中に身を置くことが好きです。自然に触れると気持ちが落ち着き、大地と一つになれる感覚を覚えます。そんな私が大都会東京に来て5年ほど経ちますが、意外と緑が多いことに驚きました。これまで全国でいくつかの街に住みましたが、身近に緑を感じることができるのは意外にも東京が1番であると感じています。少し調べますと、都道府県別で東京都は都市公園の数が全国1位、都市公園の面積についても北海道、兵庫県に次いで全国3位となっており、実感は確かでした。

新居の近くにもいくつか都市公園があり、休みの日はコロナの影響も相まって街なかへ向かうよりも、好きな自然に触れるため近くの公園へ足を運ぶことが多くなりました。そしてベランダから、天気の良い日には富士山を望むことができます。引越して初めて気が付き、気持ちが高揚しました。転居により、これまでにない良い環境と眺望を手に入れた私は、これからも心機一転、頑張れそうです。富士山のように天高く昇り、公園の緑のように生き生きと人生を送ることができるよう、独身脱出できればいいのですが!

2022年3月