第2の趣味

引田真規子,鹿島建設

 鹿島建設の引田と申します。2021年度から協会活動に参加させて頂いております。今回が初めてのコラム執筆で、拙い内容ではございますが、ご容赦いただけますと幸いです。

monthly202202_1.jpg
monthly202202_2.jpg

 これまでのコラムを拝見し、私も趣味について書こうと思いましたが、この状況下で第1の趣味である旅行ができず、過去の写真もネットに載せられるようなものではなかったため、地味ではありますが、第2の趣味「読書」について書かせて頂きます。

 自宅時間が長くなったのを機に、某電子書籍の「月額980円で読み放題プラン」に登録してみました。(回し者ではありませんが)これが思いのほか素晴らしく、以前は好きな作家の作品しか読まなかったのですが、これまでなら手を伸ばさなかったであろうジャンルの作品も含め、色々読み漁っています。中でも過去の読書履歴を基に表示される「あなたにお薦めの本」には、毎度感心させられます。ミステリーやエッセイ、漫画もスポ根系から歴史系など雑多に手を出していますが、見事なまでに次から次へと当たりを推薦してきます。全てを見透かされているようで、若干恐ろしくもあります。

 最近になって、スマートフォンに各月の読書日数や冊数などの履歴が残されていることに気が付きました。履歴を振り返ってみると、仕事が立て込んでいる時期は軽く読める漫画・エッセイを、比較的余裕がある時期は上下巻があるような長編作品を無意識に選んでいるようで、ちょっとしたストレス管理にもなっています。最長の連続読書週数・日数とともに表示される「その調子です!」との励まし(写真)に背中を押され、誰に見せるでもない週数を更新するべく、せっせと読書に励んでいます。

 まだまだコロナ禍による自粛生活は続きそうですが、第1の趣味が再開できるまで、第2の趣味で引き続きストレス発散していきたいと思います。

2022年2月