自分の中のコラム
平塚 幹大,奥村組
奥村組の平塚と申します。2020年度の11月よりCTP協会へ参加させていただいております。
この度、マンスリーコラムへの執筆に当たり、自分の中のコラムについてお話させていただきます。

コラムとは、ラテン語の「columna」を語源とし「柱」を意味するものであります。「柱」は言われるまでもなく建築物にとって重要なものでありますが、人間にとってもなければならないものです。それは精神的な支「柱」であり、生きていく上で欠かせません。
私の中のコラムは漫画です。学生の時はスポーツや音楽、アニメ、ゲーム、ギャンブル等、様々な趣味と呼べるものがありましたが、多忙な社会人生活を送る中でそれらを楽しむ時間も気力も無くなっていき、最後に1つ残ったものが漫画でした。
漫画の良いところの一つに手軽さがあります。通勤中に1冊。昼休みに1冊。電子書籍が普及した今では、読もうと思えばどこでも読めるようになりました。
そして最大の魅力が、その物語です。熱い青春や穏やかな日常、重厚なSFや夢のようなファンタジー、どれもが辛い現実を一時でも忘れさせてくれます。また、物語の登場人物が全身全霊で頑張っている姿を見て、私も勇気づけられるのです。
思い通りにいかない現代社会で私を支えてくれた漫画は、これからも変わらず支えてくれることでしょう。皆様におかれましても、より良い人生のために自分の中のコラムを無くさずにいられるよう願っております。
2022年1月