弘法ほど筆を選ぶ

武内涼太朗,富士ピー・エス

富士ピー・エスの武内と申します。現在、都内で営業職として各社にお世話になっております。新型コロナ、緊急事態宣言発令、まん防と、仕事も趣味も制限される世の中ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。日頃のストレスは上手く発散できていますでしょうか?趣味でストレスを発散される方も多いと思いますので、私の趣味について思う事を書く事としました。

小毛無山 山頂にて
小毛無山 山頂にて
入社して5年目になりますが、配属は地元福岡を離れて東京でした。それまでこれといった趣味は持っていなかったのですが、少し北に行けば雪のある関東で知った「スノーボード」にドハマりしました。オフシーズンの現在は、スノーボードの動画を見るだけでは飽き足らず、トイレにまでスマホを持ち込んでは買いもしない道具のショッピングサイトを見て長グソしている始末です。

スノーボードを始めた当初はレンタル一式で済ませていましたが、これでは毎回費用がかさむと思い、徐々に型落ちや中古で道具を買い揃えました。上手な友人や、プロのライダーを見て、動きを真似ることで上達して行くのですが、いざアドバイスを貰うと、板のキャンバー形状が悪いだとか、反発が弱いだとか、安物なりの道具性能を指摘されました。性能が良いとされている板に試乗すると、これがとても良くて、やはり物が違うなと実感しました。そうやって板やブーツなど良い物を新調して行くのですが、良い道具は値が張ります。レンタルを辞めて費用を浮かそうとしたのに余計に費用がかかっている事に気付かされます。全く元が取れて無いのです。

これは釣りやゴルフなどの他の趣味にも言えますが、上達すればする程、上手い人ほどいい道具(即ち値の張る道具)を揃えます。まさに『弘法ほど筆を選ぶ』です。

最近機会が少なくなりましたが趣味でゴルフもしています。上手くなって行くと値の張るクラブを買うと思います。将来はこの様な趣味への投資による家計圧迫がストレスになっていくと思われますが、1人の内に存分に楽しみたいと思います。

2021年9月