新社屋完成
長澤秀樹,植木組
いつもお世話になっております。技術部会でお世話になっている植木組設計部の長澤です。久しぶりに執筆担当となりました。よろしくお願いします。


今年の冬は暖冬で当社の所在地である新潟県柏崎市も例年になく少雪で、とても過ごしやすい冬となりました。
ここ1年はなにかと「平成最後の〇〇」と言われていたような気がしますが、このマンスリーコラムのこれが平成最後となる予定です。
さて、新元号が発表された4月1日に当社は50年間お世話になった本社建物にお別れをして、新社屋に移転しました。規模としては鉄筋コンクリート造3階建てで、コンパクトにまとまった事務所といった印象です。(写真撮影時点ではまだ外構が終わっていませんでした)
柏崎駅まで歩いて5分、現在建設中の市役所もすぐ近くの好立地。意匠・設備的には何やら仕掛けがあるようですが、構造的な特徴はあまりありません。しかし当然の如くキャプテンパイル工法は採用しています。工期が短い工事でしたので、PCリングの製造が間に合わないという危機がありましたが、関係各所の努力により問題なく施工できました。
キャプテンパイル工法採用でコスト削減できましたが、なにより杭頭接合部の配筋納まりが楽になったことが最大のメリットでした。まだ採用したことがない方は是非採用してみてください。
「令和」時代でもキャプテンパイル工法・協会がますます発展していくことを祈念いたします。
2019年4月