大宮氷川神社

山本隆広,鹿島建設

参道入口1
参道入口1
参道入口2
参道入口2
本殿
本殿
楼門
楼門

昨年四月より、埼玉県さいたま市の大宮区が勤務地となりましたが、その大宮の地名の由来となった氷川神社の紹介をします。

氷川神社は大宮駅の北東約1.5kmの位置にあり、その歴史は2400年以上ともいわれ、大いなる宮居(ミヤイ)として大宮の地名の由来にもなった日本でも指折りの古社です。武蔵一宮として関東一円の信仰を集め、初詣には多くの参拝客で賑わいます。また、氷川神社名の社は大宮を中心に、埼玉県および東京都、神奈川県下におよびその数は280数社を数えるそうです。

私の前勤務地である東京港区の赤坂のオフィスのすぐ近くにも氷川神社があり、転勤当初より親しみを感じていました。

オフィスから氷川神社までは、徒歩20分弱程度で、氷川参道が昼休みの散歩コースの一つとなっています。氷川参道はJRのさいたま新都心駅から500mほど北の旧中山道(現在の県道164号線)の東側を起点に、南から北に向かって真っすぐの約2kmの参道です。参道の両側には、美しい高木のケヤキ並木で覆われて、歩くと少し暑いぐらいの初夏の気候でもひんやりと涼しく絶好の散歩道となっています。昼休みに歩いていると近くのサラリーマンやOLも見かけますが、平日にも関わらず多くの人が参拝しているのを見かけます。正月にはこの参道に神社から数百メートルにわたってずらりと屋台が並びます。

散歩のゴールとなる氷川神社の境内には一番奥に本殿があり順に、拝殿、舞殿、楼門という美しい建物があり、その他にも楼門の外側には門客人神社、天津神社、宗像神社等、10を超える小さな神社があり、そこに身を置くだけで心が洗われ、また良い気分転換にもなります。これから本格的な夏を迎えるまでのしばらくは、昼休みの散歩を続けたいと思います。

2018年6月