インドネシア

舟木秀尊,奥村組

monthly201805_1.jpg
monthly201805_2.jpg
monthly201805_3.jpg

 今年3月に,シンポジウムに参加するため,インドネシアのジョグジャカルタへ行ってきました。初めての海外出張でしたので,とりあえず現地のことを知っておこうと『地球の歩き方』を購入し,必要なものをバタバタと準備して5日間の旅路に向かいました。日本を出発する時は10℃くらいの肌寒い気温でしたが,インドネシアに到着すると30℃を超える真夏の暑さのため,大急ぎで半袖シャツに着替えました。インドネシアの気温は,年間を通して最低25℃~最高32℃の間であまり変化がないようで,暑がりの私にとってはハンカチと扇子が手放せない,常夏の国でした。

 シンポジウムは,不慣れな英語での発表のため不安もありましたが,何とか無事に終えることができ,海外の研究者と交流できたことは貴重な経験となりました。また,帰国前の最終日には,ボロブドゥール寺院遺跡を観光しました。ボロブドゥール寺院は,今から1200年ほど前に建造された世界最大級の仏教寺院で,1991年に世界遺産に登録されています。ピラミッド状の階段を登って最上段まであがり,頂上にそびえ立つ大ストゥーパ(釈迦の遺骨や遺物などをおさめた仏塔)を3周まわると願い事が叶うとのこと,頂上からの雄大な景色を眺めながら周回しました。

 今回,外国人の講演や研究発表の聴講やガラディナーの交流の場において,自身のヒアリング力の弱さを痛感したことから,帰国後にTOEICの問題集を購入し,少しずつ勉強を始めたところです。いつか再びインドネシアを訪れる機会があれば,今度はバリ島などの観光地に行ってみたいと思っています。

 キャプテンパイル工法の開発キックオフから14年が経過しました。引き続き,施工部会や企画部会にてお世話になりますが,どうぞ宜しくお願いいたします。

2018年5月