謹賀新年

興津宏尚,富士ピー・エス

新日鐵住友軽金属鹿島工場から昇る初日の出
新日鐵住友軽金属鹿島工場から昇る初日の出
初詣客で込み合う鹿島神宮
初詣客で込み合う鹿島神宮

明けましておめでとうございます。新しい年が明けて、また時間を刻み始めました。2018年は戊戌(つちのえいぬ)の年、これまで積み重ねてきた努力が実を結ぶ"結実"の年であり、2年後の子の年からのスタートを見据えて"準備・仕込み"の年でもあるようです。協会各社の皆さんも、ご多忙の方が多数いらっしゃいますので、新年を機に"リスタートの一息"をついてみて下さい。

さて昨年12月協会の忘年会に久しぶりに参加させて頂き、発会当時からの変わらぬ雰囲気に大変楽しい時間を過ごさせて頂きました。キャプテンパイル協会は顧みると2004年にキャプテンパイル工法研究会として発会し、2006年4月キャプテンパイル協会となり今年で13歳になるようです。建築センターの評定取得の為に、芦花公園Ⅲ-1街区(三井住友建設さん)コスモ川崎富士見1丁目(長谷工コーポレーションさん)、サニーコート市川第3(松井建設さん)の3現場にて試験施工を行った事、記念すべき協会発会後の最初に施工したエルム大倉(松井建設さん 2006.04)を始めとする各社の施工事例の事、当たり前な事ですが私にとって残念な事は、発会当初から一緒に協会を盛り上げて来た大半の皆さんが代替わりされてしまい昔話をしても話が通じる方が年々減って来て10年一昔とは本当に良く言ったものだと感じてます。それでも後任の方はどこの会社もすばらしい方を人選頂き13年たった今でも大変活気のある、交流的な他にあまり例のない協会である事が良かったと、今後も15年、20年とキャプテンパイル協会と会員各社の皆様がますますご隆盛されます事をご祈念致してます。

たまに商売気がないねと人に言われますが、キャプテンパイルに採用頂くPCリングは関係者の皆さんのお蔭をもちまして、現状工場PCと現場サイトPCのふたつの工法を施工会社様が選択できる迄になり、今後更に現場サイトPC化に移行すると思われます。現場サイトPCについても、当社でも情報提供に協力するなどして少しでも会員各社様の計画及び施工のお手伝いし、少しでも多くの案件にこのキャプテンパイル工法が採用される事に尽力したいと思います。

今年も皆さんの末席に加えて頂きますよう、よろしくお願い致します。

2018年1月