けんせつ小町

佐藤 信夫,松井建設

 技術部会でお世話になっております、松井建設の佐藤信夫です。コラムの執筆依頼を受けまして、何を書こうかと悩みましたが、業界紙で見知ったことを書かせて頂きます。

 現在、政府では様々な分野における女性登用を推進していますが、建設業でも例外ではなく国土交通省では建設業で働く女性技術者・技能者を5年で倍増を目指しています。
(女性技術者+女性技能者の人数:平成26年・10万人 → 平成31年・20万人 ※国土交通省HP参照

 上記に伴い一般社団法人日本建設業連合会(以下、日建連)では、建設現場で活躍する女性技術者・技能者の愛称募集を行ない、10月下旬に愛称が発表されましたが、みなさんはご存じでしょうか?
 愛称は『けんせつ小町』(写真)です。

 選定理由を「ストレートに「建設」と、美しく聡明な女性を表現した「小町」の組み合わせは、建設業界の呼称として解りやすく、時代に左右されない愛称である。また「けんせつ」はひらがな表記で、柔らかい雰囲気と親しみやすさが表現されている。」としています。

 いままで土木の女子を「ドボジョ」という愛称が一部民間で使われていましたが、これからは日建連をはじめとする業界団体や行政、マスコミ等でも「けんせつ小町」が愛称として使わることになります。愛称決定を機に今後ますます建設業界に女性が進出し、女性が活躍する大きな流れができるのではないでしょうか。

2014年11月