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山口 克彦,淺沼組

審判証
審判証
入場シーン(代表戦)
入場シーン(代表戦)

 マンスリーコラムの執筆依頼が久しぶりに来たので、前回はいつ書いたのかな?と思って調べてみたら、2007年の9月でした。あれから5年半も経っているのかと思うと時間の流れの早さを感じます。前回も「歳をとった」なんて話しをしていたのに、またここでも同じように歳をとったなんて感じてしまうのだから、罪作りな執筆依頼ですね。

 気を取り直して、今回のマンスリーコラムに話を戻しましょう。
 表題の番号はなんだかわかりますか?実はこれ、自分の埼玉県サッカー4級審判登録番号です。

 サッカー王国である静岡県で育ったものの、まったくサッカーに興味がなく、リフティングもたいしてできないこの私がサッカーの審判をするなんて夢にも思いませんでした。
 ただ、自分の息子、娘がサッカーに興味を持ったことを皮切りに、地元のサッカー少年団に二人とも入団させてしまったばっかりに、あれやこれやとしている内に何故か4級審判を取得する羽目(?)になったわけです。もうすぐ2年を迎えそうです。

 サッカークラブと違って、地元の少年団というのは費用も比較的安いのですが、基本的にコーチもボランティアでやってもらっているので、子供の練習の準備から始まり、試合の連絡・送迎、その他イベントの手伝い等は率先して協力しなければいけません。その中に練習中の審判や、各試合の審判も含まれます。
 
 下の息子が幼稚園のときに入団したので、毎回集合場所まで子供の送迎をして練習を見守っているうちに、少年団に、もといサッカーにどっぷりと取り込まれてしまったようです。

 取得当初は子供が小さいから、そんなに走り回らなくてもいいかなと思っていたのですが、いやいや馬鹿に出来ないものです。一本のロングキックで展開ががらっと変わるので、攻守の切り替えが激しいときは両サイドを行ったり来たりと走り回るためかなりきついです。また、上の娘は現在4年生ですが、所属しているガールズチームはうちの子の年代が主体なもので2年生のころから、5,6年生と戦ってきました(当然歯が立ちません)。U-12の大会は5,6年生といった高学年がメインで試合をします。高学年になればなるほど、キック力もスピードも半端ない上フィールドも当然広くなるので当然審判の運動量も増えます。その上娘の所属している地区は予選で勝ち上がるチームが関東大会まで進むようなレベルなので、選手やコーチも目が肥えています。審判がちょっとやらかすとすぐにブーイングですから、冷や汗ものです。まだまだ半人前の自分が主審をした後などブーイングはなくとも、一緒に副審をして頂いた他のチームのメンバーからあれやこれやとかなり手厳しい(暖かい?)アドバイスを頂くこともあります。まあ何事も経験が第一ですからね・・・。習うより慣れろかな?

 そんなこんなで家族でどっぷりとサッカーにはまっています。家族でJリーグの地元チーム(大宮アルディージャ)を応援しており、シーズンチケットまで購入してしまいました。先日も開幕戦を子供と観戦してきました。子供にいつまでついていけるかわかりませんが、体力の続く限り頑張ろうと思います。

2013年3月