掛け替えのない家族のその後

伊勢本昇昭,戸田建設

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 戸田建設の伊勢本です。2回目の投稿となりますが、1回目(2007年1月)から5年半が経過しました。マンスリーコラム担当の吉川さん(飛島)から投稿依頼があり、さて何を書こうかと悩みましたが、1回目でご紹介したペットのその後についてご報告します。
 掛け替えのない家族として一緒に暮らしていた猫(昭和63年生まれの23歳、名前:ペノ♂)が昨年の8月に亡くなりました。獣医さんには「人間に例えると100歳を超えている」と言われ、それほど居心地が良かったのかなと勝手に解釈していました。亡くなる3か月ほど前から動けなくなり、横たわったままで食事と排泄の世話をしていましたが、これ以上世話をかけては申し訳ないと思ったのか、暑い夏の日に眠るように息を引き取りました。それから2か月後の10月に、今度は前回ご紹介したロングコートチワワ(11歳、名前:マメ♂)が、後を追うように亡くなりました。こちらも1年近く前から、急に歩けなくなり寝たきりでしたが、獣医さんによると足の運動を司る脳神経の腫瘍が原因と診断されました。意識はしっかりしていたのですが、動くことができないので1年近くペノ同様に世話をしてきました。さすがにその晩は、家内と二人して涙がとまりませんでした。家内はしばらくペットロス状態でしたが、「自分たちは、両親の介護のようなことはほとんどしてないけど、ペットの介護は頑張ったね」と言ってお互いに慰めあいました。
 年を越して約半年経過した今年の5月になって、やっとのことでペットロス状態から立ち直り、新たな家族を迎えることになりました。やはりロングコートチワワ(名前:コマメ♂)で2月に生まれたばかりです。現在我が家に迎えて約2か月経過しましたが、当初から両親と別れて寂しがるどころか、毎日家の中を走り回ったり洗濯物を咥えたりで、大騒ぎしています。思い返してみると、1回目の投稿から5年半経過し、当時独身であった子供たちも結婚してそれぞれ居を構え、孫も3人になりました。そして、コマメという新たな家族も増えました。皆さん方も「自分たちもペットを飼ってみようかな」という気になりましたでしょうか? 癒されますよー!!

 さて本業についても一言申し上げます。今年度は、西村会長の後を受けて、いよいよ大本命であり、また協会の一番の功労者と言っても過言ではない宮田さん(鹿島)が4代目の会長に就任されました。当初10社で開発に着手したCTP工法も8年を経過し、準会員・賛助会員等を含めて27社の大所帯になりました。新会長の元に一致結束し、益々CTP工法を進化させるとともに実績を積み上げていきましょう。

2012年7月