変化

木村 祐太,ナカノフドー建設

いつもお世話になっております。ナカノフドー建設の木村と申します。入社3年目でまだまだ若輩者ですが、どうぞ宜しくお願い致します。

今回のコラムを書くにあたって皆様の記事を読ませていただきました。趣味の話や、旅行の話が多く、私も同じような話を書こうと考えたのですが、なにぶん私には趣味と呼べるものは一つもありません。旅行もここ2、3年行っていないので書くことができません。そこで今回は、最近私の身の回りに起きた変化について話したいと思います。

まず一番大きい変化は、4月から設計部に配属になったことです。今までは施工管理をやっていましたが、タイミングがよく設計部にうつることが出来ました。大学のころから構造を専攻していたので、いつかは建物の設計が出来ればと思っていました。こんなにも早く実現してしまい、嬉しさと焦りが入り混じっているところです。現場の時と比べると頭を使うことが増え、毎日自分の知識の無さにがっかりしてばかりです。まだまだ一人前になるには程遠いですが、二次部材の設計や、構造図を描いたりして建築に対しての知識が着実についてきていると勝手に思い込んでいます。設計部の上司の方々は私の親と同い歳くらいの方々(ちなみに親の年齢は、父:48歳、母:45歳)で、結構年の差はありますが、皆さんとても優しくどんな質問にも答えてくれます。コミュニケーションをとることが苦手な私にも気軽に話しかけてくれて、いつも本当に助けられてばかりいます。たまに仕事中に居眠りをしてしまい怒られることもあります。毎日が勉強、睡眠、睡眠、睡眠の日々ですが、充実して過ごしています。

次に、結婚と出産です。7年の交際を経て去年の4月に結婚し、すぐに子供を授かり、今年の4月に待望の男の子が誕生しました。実際親になってみて、子育てはこんなにも大変なものなのか、と感じました。産まれたばかりのころは、寝ているか泣いているかの繰り返しで、抱っこすればすぐに寝てくれて本当に良い子だと勝手に思っていました。今では寝ている時間が短くなり、起きていれば文句ばかり言って(いるように聞こえる)いて、抱っこしても全然寝てくれないので、絶叫マシーンなみにブンブン振り回して恐怖を与えて寝かせています。そのせいか、寝ていると急に大声出して泣き出したりして、びっくりして飛び起きる時間は決まって魔の早朝3時半・・・。毎日寝た気がしません。でも日々の成長がとても嬉しく楽しみです。仕事から帰ってきて「ただいま」の一言で笑って迎えてくれ、お風呂は一緒に入る毎日が続いていましたが、この前は寝返りがうてるようになりました。寝返った後はどうして良いか分からず泣き出すのですが・・・。次はどんなことが出来るようになるか、毎日楽しみです。

こうして親になって初めて親の有難味を、身をもって実感しました。私の親は私と同じ歳のころにはもう3人も子供がいたのだから尊敬します。これからいっぱい親孝行できればと思います。実行するかは・・・。でも、実際親孝行とは何をしたら喜ばれるのかが分かりません。キャプテンパイル協会の方々も、まだまだ子育て奮闘中の方や、子育てを終え、今は自分の時間を有意義に過ごしている方、それぞれいらっしゃると思います。そんな人生の先輩方はどんな親孝行をされてきたのでしょうか。またどんな親孝行をされたら嬉しいと感じますか。私が今出来ることは、やはり元気な孫の姿を見せてあげる事だと思い、休みの日は毎回実家に遊びに行っています。

長々と私事を書いてしまいましたが、また書く機会がありましたら今度こそ趣味や旅行の話が書ければと思います。ありがとうございました。

2011年9月