米沢・会津へ

川幡 栄治,東亜建設工業

伝国の杜
伝国の杜
上杉神社
上杉神社
直江兼続屋敷跡地
直江兼続屋敷跡地
鶴ヶ城
鶴ヶ城

 今年の夏季休暇で米沢・会津に旅行をしてきました。現在放映中の大河ドラム天地人に影響され、上杉の地に行ってきました。本来は上杉発祥の地である春日山の上越市などの方面に旅行をすれば良いのですが、上越方面に行くための高速道路は渋滞が激しいと思い、渋滞が少ないと思われた常磐道の郡山経由で上杉最後の地である米沢に行ってきました。ドラマを見ている方はご存知だと思いますが、春日山の北陸地方に住んでいた上杉が豊臣秀吉により会津に国替えされ、秀吉の死後、石田三成を倒した徳川家康によって、上杉は会津から米沢へ減移封されてしまいます。

 よって米沢には、上杉神社や上杉謙信の銅像等もあり、文化施設の「伝国の杜」にて天地人博の開催もしていました。大河ドラマの影響もあり観光客で賑わっていたのは、言うまでもありません。

 その日の内に米沢から会津まで車で移動し、東山温泉に一泊し、翌日は、会津若松城(鶴ヶ城)等の観光をしましたが、ここでも天地人の垂れ幕が張り巡らされており、観光客で賑っておりました。会津では、鶴ヶ城の観光ガイドがついていましたが、ここでも、直江兼続の話で案内が始まります。直江兼続の屋敷跡地にも案内されました。

 会津といえば、幕末に旧幕府軍と新政府軍が戦った戊辰戦争で活躍した白虎隊が有名だと思ったのですが、会津若松城の展示室には、上杉が構築しようとした幻の城神指城のCGも作成され放映されており、上杉をテーマにした展示が主体になっている感じがしました。白虎隊はどこに行ってしまったのでしょう。確か会津には、3年程度しか上杉が住んでいないのですが、すでに、会津は上杉の地となっていました。NHKの大河ドラマの影響が、こんなにも大きいものと改めて感心してしまいした。興味がある方は、ぜひ行って観て下さい。

2009年10月