6月に入って・・・

三枝 輝昭,大末建設

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 日本の旧暦では、6月のことを水無月と申し、「水の無い月」なんて意味合いが感じますが、実のところ「田植えが終わり田んぼに水を張る必要がある月」なのだそうです。英語ではJuneといいますが、これはローマ神話のジュピターの妻、ジュノンから取られ、この神が結婚生活の守護神であることからJune Brideと呼ばれるようです。季語では葵(アオイ)、アイリス、菖蒲(アヤメ)、ラッキョウなんかも季語だそうです。

 この時期の花といえば何といっても紫陽花です。土壌のアルカリ度、酸性度により花の色が紫やピンクに決定されるこの花はこの時期とても美しい花です。この花を見るには鎌倉なんて最高でしょう。鎌倉の中でも私のお勧めは明月院。これから梅雨に入り、じめじめとした天候に見舞われますが、この時期になんともいえない清涼感のある青い紫陽花なんて美しいですよ。寺には紫陽花だけでなく、竹林なんかもあって風情があります。

 個人的に、昨年は春、夏、秋、冬と四季を通じて4回この寺を訪ねましたが、何時も庭の手入れがされていて、冬でも客足が耐えないのは常に維持管理されている事にあるのかな?なんて思っちゃったりします。あまり日のあたることの無い裏方の庭師にちょっぴり感謝したくなるようなそんな明月院に、この時期、皆様も足を運んではみませんか?・・・ちなみに私は明月院の宣伝部ではありません。

 話は変わりますが、弊社は2007年4月よりキャプテンパイル協会の準会員としてお世話になっております。今年で3年目ですが施工実績といいますと残念ながらいまだ未施工で実績がないのが現状です。なにはともあれ今年度、キャプテンパイルのドアを開き、中に入って、「新しい発見をしたいな」と考えております。

2009年6月