仲間は大切

堀越章仁,松井建設

monthly200902

 お世話になっております、松井建設の堀越と申します。協会発足当初より参加させていただき、皆様には多大な御指導と御鞭撻をいただき大変感謝しております。

 今回のコラムには、何を書けばよいのか悩んでおります。私の趣味について書きたいと思います。私の趣味は釣りです、夏と秋は渓流や湖、冬や春は海へと出かけております。魚が餌をくわえて感触が手元に伝わってきた時のどきどき感や、もし取り逃がしたらどうしようという不安感が非常に普段の私生活では味わうことの出来ない醍醐味ではないでしょうか。釣った魚を自慢できる友人がいれば嬉しさ倍増です。

 ・・・と書いている途中で、普段の仕事で似たような経験があることに気が付きました。それは、建築確認申請です。私の仕事は構造計算を行うことなのですが、最近の確認申請が厳密になったのと、適合性判定と呼ばれる審査が開始されたため、この制度の運用開始当初はどのような難しい質疑があるのかと、どきどきしながら「適合するかどうかを決定することができない旨の通知書」を受け取っていました。そのような時も、会社の人や構造設計事務所の人などに愚痴を言ったり、意見を聞いたりしながら問題を解決するうちに緊張から解きほぐされるのを感じます。

 どの様な遊びや仕事でもそうですが、一緒にその時を過ごしてくれる仲間が私には大変重要で、貴重であると常日頃感じております。以前、私の上司である大西に言われたのですが「常日頃より謙虚に行動し、関わってくれた人に感謝を忘れないこと。」という言葉を胸に刻み込んで、日々頑張っていきたいと思っております。
 皆さま、今後とも宜しくお願いいたします。

2009年2月