つくばスタイル

舟木秀尊,奥村組

ホノルルマラソンのゴール風景
ホノルルマラソンのゴール風景
完走証(2000年)
完走証(2000年)
朝のジョギングコース(某公園)
朝のジョギングコース(某公園)

 キャプテンパイル工法への参加は、2004年4月27日の全体会議からとなります。以来、工法開発、評定取得、協会設立と発展する中、様々な方との出会いがあり、昼に夜に刺激を受けつつ、今は企画部会で活動させていただいております。

 さて、東京で生まれ育ち、東京で学生生活を送り、東京で就職。そんな私が建築設計部から技術研究所へ転勤となり、つくばで生活するようになって12年以上が過ぎました。TX(つくばエクスプレス)の開通と共に、田園風景がアッという間に高層マンションや大型ショッピングセンターに取って変わり、最近の筑波研究学園都市には隔世の感があります。そんな中、“つくばスタイル”という言葉を最近よく耳にするようになりました。つくばエリアは、「都市」・「自然」・「知」がバランスよく融合し調和した地域、さまざまな研究所が集中している知的な環境の中で都市の利便性と豊かな自然、これらの魅力をあわせて愉しみながら、自分の希望に合わせて、住み、働き、学び、遊ぶ。そんな知的な田園都市生活が“つくばスタイル”だそうです。

 ある日、つくばスタイルな人のコラムを読んでいると、“一日の生活はジョギングからスタート”という言葉が目にとまりました。私がホノルルマラソンを完走したのも今は昔2000年のこと、脱メタボの目的もあって、ヨシッ!つくばスタイルを実践してみよう!!とジョギングから一日をスタートする生活を始めてみました。それから3ヶ月、今でも雨の日以外は平日5キロ、休日10キロのジョギングを続けています。そのおかげで勤務中の集中力は高まり?、さらには5キロのダイエットにも成功。10月に入って朝の冷え込みが増してきましたが、気持ちを奮い立たせて早起きを続けています。先日、つくばマラソンと東京マラソン(10キロの部)に申込みをしたところですが、いつかまたホノルルで走りたいという想いも膨らむ今日この頃です。

 最後になりますが、「人と自然を、技術でむすぶ。」という当社のキャッチコピーがあります。これは100周年記念事業の社内公募において1808点の応募の中から選ばれた私の作品です。このキャッチコピーを実践すべく、キャプテンパイル工法を“掘削残土削減により環境負荷が低減できる工法”として提案していきたいと思います。今後とも宜しくお願い申し上げます。

2008年10月