ホノルルを目指して

西村 憲義,三井住友建設

完走証

 やせ型のためか水に浮きづらく泳ぐことは苦手でしたが、走ることは学生時代から卓球部のトレーニングで、ある程度の自信がありました。しかし、20年以上前に会社の先輩から相模湖ピクニックランドマラソン大会という市民マラソンに誘われ、軽い気持ちで参加したところ、その結果は最後尾グループで、やっと完走という悲惨なものでした。それ以来、休日に自宅の近くを走って体力の維持と健康管理に努めていましたが、最近何か物足りなさを感じていました。その矢先、ホノルルマラソンに参加した人から、そのコースの景色、仲間、そして何よりも完走した時の充実感を聞き、自分もチャレンジしたいと思うようになったのです。

 「ホノルルマラソン」はニューヨークシティマラソン、ロンドンマラソンと並び世界三大市民マラソンの一つと称され、毎年12月の第2日曜日に開催されています。この歴史は1973年に167名の参加者で始まり、そのときに1人の医師が心臓障害者のランニングの指導を行っており、彼の指導と大会が一体化したことにより年々発展していき、昨年の参加ランナーは28,635人まで増えています。

 今年はすでに大会まで6ヶ月足らずとなってしまったことでもあり、来年には子供と一緒に参加し、4時間台で完走することを目標としてチャレンジするつもりです。

 キャプテンパイル協会は準会員も加わり、工法の改善と普及を図ることを目的として活動が行われていますが、マラソンと同じように、地道に続けていきたいと考えています。

2007年7月