祝一周年 ~出る杭へ更に飛躍を~

魚住 正志,長谷工コ-ポレ-ション,キャプテンパイル協会副会長

理事会風景
理事会風景

 2006年4月、杭頭半固定接合法の開発に携わった10社で「キャプテンパイル協会」の設立総会が開催され、発足致しました。その後、会員各社で採用促進を図ると共に、技術水準の向上や情報交流等の諸活動を開始して、この度1周年を迎えることとなりました。

 また、本年4月には新たに準会員7社が参画する事となり、「キャプテンパイル工法」のますますの普及が期待されています。

 本協会は、理事会のもと施工指導・協力を行う「施工部会」、設計指導・支援を行う「技術部会」、技術向上策立案と普及・発展広報活動を行う「企画部会」の3部会を中核として、対外窓口、内部調整を行う「事務局」と連携を図り、積極的な活動を行っています。

 具体的成果として、すでに施工実績は20件であり、また会員から改善点等フィ-ドバック項目の提案が出されるなど、常に技術の向上に取り組んでおります。なお、詳しくは協会ホ-ムページの「キャプテン工法技術情報」等をご参照願います。

 さて本年度は、協会発足2年目となりますが、まだまだ厳しい状況は続くものと思われます。会員各社の力を結集して「キャプテンパイル工法」の普及促進に努め、杭頭半固定接合法のスタンダ-ド工法となるべく、文字通り『出る杭へ向け更に飛躍』を合言葉に、決意新たに一層の努力をしていく所存であります。皆様のご支援・ご協力のほど、よろしくお願いいたします。

2007年4月